2025/12/23
夜のたっちゃんち 第8話|壁に残る、あの日の想い
神栖市の昭和レトロ鉄板居酒屋「たっちゃんち」。
第8話では、店内の壁に貼られた一枚のポスターを通して、
語られずに残ってきた想いを描きました。
■ 今回のモチーフとなったポスター
第8話は、この一枚に残る記憶から物語が始まります。
何気なく壁に貼られている一枚のポスター。
けれど夜になると、照明や鉄板の反射に照らされ、
その存在が少しだけ強く感じられる瞬間があります。
■ 壁に貼られたままの記憶
店内の装飾として、長い時間を過ごしてきたポスター。
誰かが見上げ、誰かが語り、誰かが黙って通り過ぎた夜。
第8話では、その積み重なった時間を静かに描いています。
■ YouTubeショート|第8話 本編
動かないはずのポスターが、
夜の空気の中で、ほんの少しだけ感情を帯びていく。
そんな一瞬を切り取った短編です。
■ 語らないからこそ残るもの
「夜のたっちゃんち」シリーズでは、
人が語るのではなく、空間そのものが物語を持つことを大切にしています。
壁、看板、ポスター、鉄板のぬくもり。
それぞれが、これまでに重ねてきた夜を、静かに覚えています。
■ まとめ|壁に残る、あの日の想い
第8話は、派手な動きや言葉はありません。
けれど、壁に貼られた一枚の中に、
確かに残っている想いを感じていただけたら幸いです。
神栖市で昭和レトロな雰囲気とともに、
鉄板を囲む夜を過ごしたい方は、
ぜひ実際の「たっちゃんち」にも足を運んでみてください。
